「地域おこし協力隊&移住フェア」で本市への移住について相談・情報発信をしました
「地域おこし協力隊&移住フェア」が、平成28年11月13日、東京交通会館(東京都千代田区有楽町)で開催され、本市がブース出展をして本市の魅力を紹介しました。
当フェアは、山口・九州・沖縄の9県と41市町村がブース出展し、地域おこし協力隊の募集内容や現役隊員の体験談が聞けるとともに、移住相談ができるもので、本市は移住相談ブースと地域おこし協力隊ブースを出展しました。
地域おこし協力隊ブースでは、南部地域で活動をしている地域おこし協力隊の奥山早紀隊員が参加し、本市で活躍する隊員が関わった特産品の販売やワークショップを行いました。
奥山隊員は、「相談を受けることで協力隊のやりがい・楽しさを見つめ直すこともできた。他市の隊員とも情報交換をして、みんな頑張っていることが分かり、私もさらにやる気が出た」と語り、今後の取り組みに向けて目を輝かせていました。
定住相談ブースでは、本市の住宅事情や子育て環境、就農、公共交通網についてなど、さまざまな相談がありました。母親が津和野町におられ、周辺での移住を検討している東京都府中市の女性は、「仕事で関西や関東への出張が多いので、公共交通が整っている山口市への移住を考えている。東京では全くない近所付き合いが移住を検討する上で大変不安であったが、今日の相談で状況が分かり少し安心した」と述べられ、近日中に本市を訪問して現地確認することを検討されていました。
当フェアを主催したNPO法人ふるさと回帰センターの職員でYY!ターンソムリエの平尾祐子さんは、「シニアが主流だった地方回帰が様変わりして、地方都市への転職や祖父母の地元に戻る“孫ターン”の動きが大きくなっている。孫ターンをはじめとした移住を促進するためには、市民の皆様が地域の魅力を紹介していくことが何よりも重要である。首都圏等の親族や知り合いに是非声をかけていただきたい」と市民の皆様の協力の必要性を述べていました。
今後も、市では、「これが私の故里だ」と、市内外の多くの方に共感していただける「定住実現」のまちづくりに向けて、市民の皆様とともに取り組んでまいります。