【4月5日(水)】山口市定住コンシェルジュを委嘱しました
平成29年4月5日(水)、山口市定住コンシェルジュ委嘱状交付式を山口総合支所にて行い、阿東地域には田村哲信さん、徳地地域には斉藤明信さんを任命しました。
山口市定住コンシェルジュは、移住者の移住後の相談を受けたり、移住者交流会を開催するなど、定着に向けた直接的な支援を行うと同時に、地域内の定住サポーターの支援、育成を行うことで、移住者の受入体制強化を図るという、地域の活性化にとって重要な役割を担っておられます。
交付式では、渡辺市長から委嘱状が手渡され、市の地方創生の指針である「山口市まち・ひと・しごと創生総合戦略」のもと、最重要課題である人口減少と少子高齢化対策の一翼を担うお二人に対して、これまでのご活躍へのお礼と、今後益々の各地区の発展に対する期待が伝えられました。
阿東地区の田村さんは、阿東町時代に空き家バンク制度を立上げ、合併後には山口市での立上げを助言されるなど、豊富なご経験をお持ちです。阿東地域へ移住された大半の方に、移住の際の立会や、移住後の仕事の紹介、相談窓口として、積極的に移住者と地域との交流を図って来られました。
空き家だけでなく、移住者の最大の懸念事項である仕事についても相談窓口を設置するなどして、人口減少に歯止めを掛け、阿東地区の活性化を図りたいとの意欲を話されました。
徳地地区の斉藤さんは、少子高齢化による地域の衰退を止めなければならないという危機感をお持ちで、農業などの地域産業の活性化を定住コンシェルジュとして全力で行っていくとの強い決意を表され、市長とも固い握手を交わされました。
移住希望者の現地見学や案内に積極的に立ち会ったり、空き家の掘り起しと空き家バンクの活用に尽力されるなど、その気さくなお人柄と幅広いネットワークで、若い移住者の呼び込みにも成功されています。
移住者の定着支援、地域の受入体制強化を図り、活力ある持続可能な徳地・阿東地区のために、お二人の今後益々の活躍に期待します。